2024年記事一覧
座りっぱなしに注意
投稿日:2024.03.20
デスクワークが多かったり、在宅でのテレワークなどで、座りっぱなしになっていませんか?
実は座りっぱなしだと運動習慣の有無にかかわらず死亡する危険が高くなることが厚生労働省より示されています。特に、1日11時間以上座りっぱなしの人は、1時間未満の人に比べて、死亡リスクが40%高くなるそうです。高血圧や糖尿病、さらにはがんのリスクも増悪させることが知られています。
下肢の筋肉は「第2の心臓」とも言われています。歩いたりして筋肉が収縮することで、下肢の血液を心臓へもどす働きがあり、全身循環器系において重要な役目を果たしているのです。
では、どのように対策したらよいのでしょうか。週末に運動することは当然生活習慣病予防や改善において大切なのですが、残念ながら座りっぱなし対策としては有効ではありません。座りっぱなし対策は毎日デスクワーク中に対応することが必要となります。30分に1回程度、立ち上がってちょっと歩いたり、屈伸したり、ふくらはぎを伸ばしたりするだけでも有効です。通勤の電車やバスで、席に座らず立ったままでいるというのも有効ですね。
参照
https://www.mhlw.go.jp/content/000656521.pdf
冷え性について
投稿日:2024.01.28
この冬は暖冬かと思えばまた急に寒くなったり、一方年末年始はちょっと暖かかったりで体調が整えにくい状況が続いています。そんな中、最近「冷え性がひどいんです」と相談される方が多くなっているように思います。そこで今回のコラムでは冷え性を取り上げます。
冷え性とは人が寒さを感じない程度の環境下で、手足などが冷たく感じることを言います。必ずしも体温が低くなっているとか、手足を触ると冷たくなっているとは限りません。
冷え性に対しては、いろいろなサプリメントなどもありますが、実は日々の生活習慣と冷え性は関連が大きく、生活習慣の改善による対策をご紹介します。
- 運動習慣を持ちましょう。
冷え性と新陳代謝は親密な関連があります。しっかり運動することで血流を改善させ、筋肉量を増やすことで冷え性の改善や予防につながります。
- ストレスをためず、しっかり睡眠をとりましょう。
冷え性は血流だけでなく、神経とも関連しており、ストレスをためると神経のバランスがくずれ、冷え性を感じやすくなってしまいます。ストレスを発散させ、しっかり睡眠をとることで冷え性を予防しましょう。
- 朝食をきちんと食べましょう。
体温は起床後が最も低く、朝食をきちんととることで、エネルギーが産生され、体温が上がっていきます。魚や肉の良質なたんぱく質により、筋肉量も増えます。
- 半身浴のすすめ
38~40度くらいのちょっとぬるめのお湯に入浴することでじっくり体を温めましょう。
夜はスマホを遅くまでみて睡眠時間が短いんですー
朝は時間がないので食事とっていませーん
お風呂は面倒で、いつもシャワーだけですー
そんな方、いませんか?冷え性になりやすくなってしまいますよ。
休日当番医のお知らせ
投稿日:2024.01.20
明日1月21日、当院は休日当番医として、診療を行います。
診療時間:午前は9時から13時まで。午後は14時から18時まで(受付は17:30まで)です。
新型コロナ感染症対策として、患者さまが混み合うことをさけるため、完全予約制をとらせていただきます。
受診ご希望のかたは、電話の上、簡単な症状をお知らせください。受診時間の調整を行わせていただきます。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
クリニック電話番号:082-247-1588