新型コロナワクチン4回目接種について

現在新型コロナワクチン4回目接種の準備が行われています。今回の対象となるのは、60歳以上の方と18歳以上で基礎疾患のある方、その他重症化リスクが高いと医師が判断した方となります。3回目接種後5ヶ月以上が経過した段階で接種が受けられます。

4回目の接種って有効性はどうなの?ってことが話題になっています。海外の報告では、4回目の接種でのオミクロン株に対する抗体産生が十分でなく、感染予防効果がこれまでほど期待できないのではないかといわれています。ただ重症化予防効果はこれまで通り期待できるとされており、重症化が問題となる高齢者や基礎疾患のある若い方が対象に選ばれたということのようです。

最近は子供のコロナ感染が多く、それを家庭に持ち帰り、家族内感染、特に高齢者への感染が問題となっており、やはり対象となる高齢者や基礎疾患のある方は4回目の接種をうけたほうがよいのではないかと考えています。

海外ではコロナ予防としてどうもワクチン重視の印象があり、だんだんマスクや手洗いといった基本的な感染対策がおろそかになってきているように思います。それがワクチン4回目接種の有効性の低下の数字に影響を与えている可能性もあるのではないかと思います。

感染対策の基本は、3密をさける、換気、マスクや手洗い・手指消毒の徹底が基本です。何事も基本が大切であることを忘れてはいけません。

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